自分のベストではなく、みんなのベターを目指す。

「頑張って作ったツールをみんな使ってくれない」

「せっかく決めたルールをメンバが守ってくれない」

自分なりに試行錯誤して作ったツールや定めたルールが使われず風化してしまい、結局使われなくなってしまう、という経験はないでしょうか。

「これさえあれば問題なし!」「これさえやれば完璧!」と思ったのに、どうして上手くいかないのでしょう。

 

チームで仕事をするということ

一人で仕事をする時は「できるかできないか」「頑張るか頑張らないか」といったように、決断も結果もすべて自分で責任を負うことができます。

一方、チームでの仕事は「複数人で」「歩調を合わせて」「同じ方向」に頑張る必要があります。

 

その際に有効なツールが「マニュアル」や「KPI」や「運用ルール」だったりします。

やるべきことや目指すべき方向が示されていないと、みんなで頑張れないのです。

 

自分にとっての最高傑作

チームで仕事をすると、感度が高い人ほど様々な課題に気づくことになります。

そして、仕事ができる人ほど、同時にその問題の解決策を考えつき、実行します。

 

「このルール通りにやれば大丈夫」

「このシートで管理すれば抜け漏れが発生しないぞ」

「ここに数値さえ入力すれば後は自動でKPIを算出してれる」

 

でもちょっと待って。

一緒に働く人達は、本当にそう思っているでしょうか。

 

そのベストな解決策は、自分と同じ価値観で、自分と同じ問題意識を持ち、自分と同じスキルを持った人しか運用できない、なんてことはないでしょうか。

 

75%くらいの良い感じを目指しませんか?

価値観やスキルが異なる以上、全員のベストを作ることはほとんど不可能です。

それに加えて、使う人もチームの体制も、会社の状況だって変わっていきます。自分がチームを離れる可能性だってあるのです。

完璧に作ったら、その都度「完璧に」直さなくちゃいけなくなりませんか?

 

だからルールや仕組みを導入する時には、ある程度の余白を持って、最低限やりたいことが達成できるように「みんなのベター」なポイントを探ることが重要になるのだと考えます。

 

最後に

一人で成果を出してきた人ほど、楽しくなって「あるべき姿」を追い求めてしまうものです。

その気持は別の仕事に取っておいて、チームで仕事をする時には一息ついて周りを見渡してみるのが大切ですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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